Udemy 講座「はじめての QA エンジニア入門」を紹介します
2026-05-02
ソフトウェアテストを学び始めようとすると、多くの方が最初に直面するのが「何から手をつければいいか分からない」という壁です。テスト技法の本を読んでも実感が湧かず、いきなり現場に飛び込むのも不安。
そんな方に向けて、私は Udemy で 「はじめての QA エンジニア入門 - バグ入りサイトで実務体験」(プログラミング不要。手を動かしてテストの基礎を習得)という講座を公開しています。この記事では、講座の内容と、どんな方に役立つかを紹介します。
講座を Udemy で見る↗講座の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | はじめての QA エンジニア入門 - バグ入りサイトで実務体験 |
| サブタイトル | プログラミング不要。手を動かしてテストの基礎を習得 |
| 構成 | 10 セクション / 43 動画 |
| 受講時間目安 | 約 4 時間 |
| 必要なもの | Web ブラウザのみ(Windows / Mac、PC 推奨) |
| 前提知識 | プログラミング経験不要 |
こんな方におすすめ
| 想定読者 | 講座で得られるもの |
|---|---|
| QA の仕事内容を知りたい方 | テスト工程の全体像と、各工程の実体験 |
| テストの基礎を実践的に学びたい方 | 5 つのテスト技法を Buggy Shop で動かしながら習得 |
| 開発チームで QA と協働する機会のある方 | テストエンジニアの視点と思考プロセスの理解 |
| ソフトウェアテストへの転職を検討中の方 | 面接で話せる「実体験」と転職活動サポート資料 |
「実務体験」という設計思想
この講座のキーワードは 「実務体験」 です。
QA エンジニアの仕事は、テスト技法を覚えるだけでは身につきません。実際に動くソフトウェアに触れて、バグを見つけ、報告書を書き、テストを設計する——この一連のサイクルを体験して初めて感覚がつかめます。
そこで本講座では、意図的にバグを埋め込んだ EC サイト「Buggy Shop」 を教材として用意しました。受講者はこのサイトを実際にブラウザで操作しながら、テストの基本を体験的に学べます。
「下流から上流へ」の学習順序
実務でのテスト工程は 「分析 → 設計 → 実装 → 実行」 ですが、本講座では学習効果を考えて 逆順 に進みます。
Section 3-4: テスト実行(バグの発見・報告)
↓
Section 5: テスト実装(手順書作成)
↓
Section 6-7: テスト設計(基本技法・応用技法)
↓
Section 8-9: テスト分析(仕様確認・テスト観点)
なぜこの順序か
工作で例えると、釘の打ち方を知らないうちに設計図を書くのは難しい。まず「釘を打つ」「のこぎりで切る」という作業を体験してから「どう組み立てるか」を考える方が理解しやすいですよね。
テストも同じで、先にテスト実行を体験しておくことで、「どう準備すればうまくいくか」という気づきが生まれやすくなります。実務でも未経験者が最初に任されるのはテスト実行であることが多く、現場の流れにも近い構成です。
セクション構成(10 セクション / 43 動画)
| Section | 内容 | 動画数 |
|---|---|---|
| 1 | はじめに(コース紹介・QA とは・講師紹介) | 4 |
| 2 | テストの全体像(技法分類・工程・レベル) | 4 |
| 3 | 【演習】テスト実行 - バグの発見 | 4 |
| 4 | 【演習】テスト実行 - バグの報告 | 4 |
| 5 | 【演習】テスト実装(手順書作成) | 4 |
| 6 | 【演習】テスト設計 - 基本技法(同値分割・境界値分析) | 4 |
| 7 | 【演習】テスト設計 - 応用技法(デシジョン・状態遷移・ユースケース) | 9 |
| 8 | 【演習】テスト分析 - 仕様確認 | 4 |
| 9 | 【演習】テスト分析 - テスト観点 | 4 |
| 10 | まとめとお礼 | 2 |
各セクションのポイント
Section 3-4: テスト実行 - 発見と報告
Buggy Shop を実際に操作しながら、用意された 15 件のテストケース(うち 8 件が NG)を実行してバグを発見。さらに見つけたバグを 「再現手順 + 期待結果 + 重要度・優先度」 の形で報告書に落とし込む練習をします。
「自分でバグを見つける」体験で多くの受講者が「これがテストか!」と腑に落ちる瞬間です。
Section 5: テスト実装
抽象的なテストケースから具体的な手順書を作成します。テストデータの準備や期待結果の明確化など、「再現性のある手順を書く力」 を養うパートです。
Section 6-7: テスト設計(基本+応用)
5 つのテスト技法を演習込みで学びます。
- 基本: 同値分割・境界値分析
- 応用: デシジョンテーブル・状態遷移テスト・ユースケーステスト
応用技法では Buggy Shop に機能を追加(クーポン適用システム、注文ステータス管理、商品購入フロー)して、それぞれの技法に最適な題材で演習します。
Section 8-9: テスト分析
「仕様書から疑問を洗い出す」「テスト観点を洗い出す」という、実務で最も難しいが最も価値のある工程 を体験します。最後の最上流まで来ることで、テストの全体像が完成します。
扱う範囲とカバレッジ
| 工程 / 技法 | 扱い |
|---|---|
| テスト分析・設計・実装・実行 | ✅ 演習あり |
| 同値分割 / 境界値分析 | ✅ |
| デシジョンテーブル | ✅ |
| 状態遷移テスト | ✅ |
| ユースケーステスト | ✅(アクター分析 + 目標洗い出し) |
| 機能テスト・システムテスト | ✅ |
| 自動テスト / プログラミング系 | ❌ 対象外 |
| 非機能テスト(性能・セキュリティ) | ❌ 対象外 |
| ハードウェアのテスト | ❌ 対象外 |
講座の最大の特徴は Buggy Shop。意図的にバグを仕込んだ動く EC サイトです。 ブラウザで実際にクリックして、フォームを送信して、エラーや崩れを発見しながら学べます。本を読むだけでは絶対に得られない実感がここにあります。
ボーナスコンテンツ
講座本編に加えて、「QA エンジニアとして転職するためのロードマップ」 をボーナスとして提供しています。受講後にどう動けば QA エンジニアとしてキャリアを進められるか、次のステップを整理した内容です。
よくある質問
Q. プログラミング経験は必要ですか?
不要です。基本的な PC 操作(ブラウザを使う、フォームに入力する)ができれば受講できます。コードを書く演習はありません。
Q. 第三者検証会社への転職を考えています。役立ちますか?
役立ちます。本講座で身につく「バグを見つける目」「報告書を書く力」「テストの考え方」は、第三者検証会社の現場で最初の数ヶ月にやることそのものです。事前に体験しておくと、入社後のスタートが滑らかになります。
Q. 自社 QA を目指していますが、内容は基礎すぎませんか?
未経験から自社 QA を目指す方には、まずこの基礎が抜けていないかを確認するための補強教材として有効です。すでに数年の現場経験がある方には、本講座は基礎すぎる可能性があります。
Q. どれくらいの時間で完了できますか?
動画の合計は約 4 時間です。各演習でじっくり手を動かす時間を含めると、5〜8 時間程度で全編を完了する方が多いです。
まとめ
- 10 セクション / 43 動画 / 約 4 時間
- バグ入り EC サイト「Buggy Shop」を使った実体験型の演習
- テスト実行 → 実装 → 設計 → 分析の「下流から上流へ」順序
- 5 つのテスト技法を演習込みで習得
- ボーナスとして「QA エンジニアとして転職するためのロードマップ」付き
「ソフトウェアテストを始めてみたいけど、何からやればいいか分からない」——そんな方の最初の一歩として設計した講座です。
はじめての QA エンジニア入門講座を Udemy で見る↗「自分は QA に向いているか、まず確認してから検討したい」という方は、無料で受けられるQA エンジニア適性診断もご利用ください。